03-6258-5203

【事業譲渡ケースその24】大阪府の学習塾+ネイティブ英会話事業の譲渡

2022年11月16日
譲渡例(今までのケース)

こんにちは!「学習塾売却のセカチャレ」を運営する株式会社インフィニティライフの高木です。

・学習塾売却のセカチャレ https://smallm-a.com

・株式会社インフィニティライフ https://infinitylife.co.jp

セカチャレは、学習塾専門の株式、事業売却のサポートサービスとして、今まで100件以上の学習塾売却に携わってきました。

学習塾経営者様の方には「株式売却、事業売却は大規模な企業の話、自分には関係のないことだろう。」と考えている方も多くいらっしゃいます。

しかし、

・学習塾を閉校したいが、生徒や講師のことを考えるとやめられない

・体調面に不安があるが、引き継ぎ手がいない

・別の事業に集中したい

という方にとっても、株式売却・事業売却は1つの選択肢となります。売却をすることがどのようなことなのか、それにより得られるものは何なのか、当ブログでご紹介します。

今回は、実際に最近行われた学習塾の事業売却ケースをご紹介します。どのような学習塾が、どのようなフローで譲渡されていくのか。具体的なイメージをもっていただけるのではないでしょうか。

学習塾概要

場所   :大阪府豊中市
生徒数  :20〜30名
年商   :500万円〜600万円
営業利益 :0円~+500万円
売却金額 :2,200,000円(税込)

案件ページはこちら(No.63【黒字/好立地】大阪府の個別指導塾・ネイティブ英会話事業

事業売却を決めたきっかけ

今回の売主様からお問い合わせをいただいたのは今年の9月、現在運営している個別指導塾、ネイティブ講師の方もいる英会話スクールのうち1教室が、人手不足で100%の運営ができておらず、どなたか引き継いでくださる方がいれば…とのことでご連絡をいただきました。

もともと、採用した教室長の方が退職され、それ以降売主様が実質教室長として入っていたようですが、複数教室をご自身が入りながら運営していたため、どうしてもこの教室だけにマンパワーを割くことができず、開校も週に3,4日程度となっていたそうです。

満足に運営ができていなかったため、閉校を考えていたところで事業譲渡という選択肢を知り、学習塾を専門にしている弊社のサービスにお問い合わせをいただいたとのことです。

あまり教室運営にマンパワーが割けず、閉校を検討、決心される方が最近はとても多くなってきてる印象です。

(もしかすると、それ以前から多かったのかもしれませんが)

100%活かしきれていない教室のポテンシャルを、譲渡を受けた方が発揮させて軌道にのせることができれば、双方にとってこんなに良いことはありません。

そのようなお悩みをお持ちの方にとって、事業譲渡をするという選択肢がもっと身近になれば良いと、今回の譲渡案件を通じて改めて感じます。

今回の売主様からは、売り手様向けの公式LINE(→登録はこちらから)からいただきました。

その経緯もあり、それ以降の売主様とのやりとりは、データのやりとりなど一部を除いて、全てLINE上で行いました。

身近な連絡ツールとなっているLINEを使ってやりとりを進めることができるのも、セカチャレの特徴と言えます。

買い手様探し

まずはじめに金額設定からですが、生徒数はもちろん算出に関係しているものの、「ネイティブ講師が指導する英会話事業」という特異性のある事業であったため少し高めに設定しました。

そこに指導を行うことのできるネイティブ講師がいるというプレミアムもさることながら、そうした方の採用ノウハウを持っているということも、引き継ぐうえでは魅力的なポイントです。

目に見える定量的な価値だけではなく、今後学習塾を経営・運営する上で活きてくる定性的なノウハウが引き継げることも、事業譲渡のひとつのメリットであると感じます。

近年、学習塾周りの業界では「英語系の事業」や「プログラミング系の事業」が流行ってきています。学校で英語教育の早期化や、プログラミング学習の導入が行われているためです。

それらの変化に対する動きは、教育熱の高い方々がとても早く、そうした方が多く住んでいる地域では、必然的にニーズが高まってくる傾向があります。

今回の豊中市もそのような地域のひとつであると言え、週に3,4回の開校で、かつ集客業務をほとんど行なっていないにも関わらず30名近い生徒を集めることができる要素になっていました。

そうした背景もあり、募集をかけたところ、たくさんの候補者の方々から反応をいただくことができ、お話を進めることは難しくありませんでした。

さらには、とても精力的に協力していただける売主様で、候補者の方から「こういう資料が欲しい」と要望があったときはすぐにご準備をいただくなど、やりとりをスムーズに行うことができたことも、早期にお話がまとまった理由です。

スピード決着したことにより、実際にオーナー様とのご面談まで進んだ方は、お一方しかいなかったのですが、それまでにご検討をくださった候補者様はとても多かった案件でした。

やはり英会話事業やプログラミング事業、インターナショナルスクール事業の買収ニーズの高まりを感じます。

交渉・基本合意・譲渡契約

先述の通り、今回の案件で売主様とのトップ面談まで進んだ候補者の方はお一方で、その方と最後までお話を進めることができました。

その方は、すぐ近くの市で英語科の教員として勤務されており、ちょうどこのタイミングで独立し、英語系の教育サービスを展開したいと考えていたとのことです。

元はその市内で物件を探したり、サービス内容を詰めて…と考えていたところにちょうどこの案件を目にし、その方が考えられていたような事業とまさに同じようなサービスであったこと、すぐ近くの市であったことから、お話を進めてくださることになりました。以前からセカチャレのサービスを知っていたとのことで、「まさか自分が利用することになるとは」と仰っていました。

とても真剣に譲渡を受けてくださることを考えてくださり、テキストベースでも、最初の売主様とのオンライン面談でも多くの細かいご質問をいただき、その熱意やお人柄に、売主様もすぐに信頼されていたように思います。

その上でさらに懸念点や疑問点を潰しながら、実際に現地の教室にお越しいただいて、さらにイメージを膨らませていただき、改めて出てきた疑問や質問を売主様にぶつけて、全てをクリアーにしていただいた上で、話を進めていくことができました。

この買い手様は融資前提でお話を進めており、同時並行で金融機関との面談を進めて、ほぼGOサインが出たところで譲渡契約を締結、その後その契約書などを用いて融資の決済が完了し、無事に着金までこぎつけたようです。

2022年の3月から新体制のスタートを予定しており、現在は買い手様も講師として実際に指導や運営に携わりながら、引き継ぎを進めているところです。

公教育での経験も活かし、さらにこの教室を良くしてくださるのではないかと、今後の展開をとても楽しみにしております。

今回の案件も、売り手様にご契約いただいてからすぐに譲渡を受けてくださる方の募集をスタートさせました。弊社ではインターネット上での募集も行なっていますが、最新案件をいちはやく、自社のグループラインにてご紹介しています。

学習塾の買収を考えている方向け、案件紹介公式LINE

https://lin.ee/3XMxQu8

先述のように、マンパワーを十分に割くことができずに学習塾を続けることが難しいというケースも、今まで多くお問い合わせをいただきました。また、その理由だけに関わらず、学習塾を閉校しようと考えると、撤退費用や生徒・保護者・講師への説明など、経営者にかかる金銭的、精神的な負担はとても大きいものになります。

しかし、学習塾を売却、譲渡するという選択肢は、そのような悩みを払拭でき、撤退費用は抑えることができ、講師、生徒たちの居場所も残すことができます。

また、以前の売主様のようにご自身でプラットフォームサイトを使っても、時間や手間をかけたにも関わらずお話がまとまらないということも少なくありません。

弊社は学習塾を買収したいという候補者様のネットワークもあり、上記プラットフォームは弊社で代理掲載などもできますので、まずは私たちに任せてみてはいかがでしょうか。

経営難や、EXITとして学習塾の売却、譲渡を考えられている方は、学習塾専門の売却、譲渡サービスのセカチャレに、お気軽にお問い合わせください。

廃業や譲渡についての記事も投稿しております。
是非ご参考ください!☟

廃業にはコストがかかる?小規模塾を廃業するなら譲渡を検討しよう!

(サポート内容はコチラ)

https://smallm-a.com