こんにちは!「学習塾売却のセカチャレ」を運営する株式会社インフィニティライフの金子です。
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セカチャレは、学習塾専門の株式、事業売却のサポートサービスとして、今まで100件以上の学習塾売却に携わってきました。
学習塾経営者様の方には「株式売却、事業売却は大規模な企業の話、自分には関係のないことだろう。」と考えている方も多くいらっしゃいます。
しかし、
・学習塾を閉校したいが、生徒や講師のことを考えるとやめられない
・体調面に不安があるが、引き継ぎ手がいない
・別の事業に集中したい
という方にとっても、株式売却・事業売却は1つの選択肢となります。売却をすることがどのようなことなのか、それにより得られるものは何なのか、当ブログでご紹介します。
今回は、実際に最近行われた学習塾の事業売却ケースをご紹介します。どのような学習塾が、どのようなフローで譲渡されていくのか。具体的なイメージをもっていただけるのではないでしょうか。
場所:神奈川県横浜市
生徒数:12名程度
収支:300万円〜400万円
売却金額:650,000円
今回の売主様からご連絡をいただいたのは2022年の11月中旬、神奈川県横浜市にある学習塾のオーナー様からのお問い合わせでした。
学習塾業界は非常に長いオーナー様で、FC加盟時代を含めると30年近くこの業界で活躍されてきた方でした。FC加盟や、複数店舗展開、のれん分けなども経て、現在1教室を運営されているとのことでした。
生徒数はあまり多くないものの、料金設定を高めに設け、その分手厚く面倒を見るというスタイルの教室で運営していたため、売上は高いけれども、自分たちの体力や情熱が限界になってきたとのことでした。
そのような中で、趣味ではじめた別のビジネスが好調となり、そちらに注力したい気持ちが増え、教室をお譲りすることを検討し始めたようでございます。
別の事業に集中したい!新規ビジネスにチャレンジしたい!・・・でも教室運営を任せられる人がいない。
そういったお悩みからご相談されるケースも現在は多数ございます。
☟こちらの記事もご参考になさってください☟
【事業譲渡ケースその16】若手経営者から若手経営者への学習塾のバトンタッチ
今回は、売り手オーナー様から買い手様に求める像として、「教育に対する思いが強く、生徒に情熱を注げる方」という強いご要望がございました。
これは前述の通り、今までの運営方針上、生徒を第一に手厚く面倒をみてきた背景があり、この方針が生徒および保護者の方に非常に共感されている反面、
これを継続しないと離脱してしまう生徒や保護者が増えてしまうと思ったためとのことです。
現在通われている生徒や保護者たちの想いも大切にしたい、この教室を選んでくださったことに対して責任もあると感じており、
一方で今後引き継ぐ方にとっても、生徒がどのくらい残るのかということは重要になってくることを売り手オーナー様もご理解いただいており、このようなご要望になりました。
このように売り手オーナー様としても、引き継いでくださる方に何を求めるのかという点はオーナー様によって考え方はさまざまです。
金額重視、スピード重視、人間的な相性重視など。
マッチングはもちろん「ご縁」なので完璧に理想通りのお相手が見つかるかと言われると難しいとは思いますが、ご自身が引き継ぎ先に対し、何を最も重視するのかがある程度わかっていると選考についても効率よく進められるかと思います。
好立地、好商圏であることから引き合いは多いものの、なかなか自分たちと同じような理念で運営してくれる方が見つからず、難航しておりましたが、
最終的には熱意のある方に譲渡することが決定いたしました。
その方は現在サラリーマンで、学習塾開業により、現在の会社を退職するとのことでした。近年副業で始められる方が多い中で、今の安定した職を手放してでも独立したい気持ちが強いとのことです。
若いのに責任感のある方で、オーナー様も「この方なら任せられるし、応援したい!」と快諾でした。
学習塾を閉校しようと考えると、撤退費用や生徒・保護者・講師への説明など、経営者にかかる金銭的、精神的な負担はとても大きいものになります。
しかし、学習塾を売却、譲渡するという選択肢は、そのような悩みを払拭でき、撤退費用は抑えることができ、講師、生徒たちの居場所も残すことができます。
経営難や、EXITとして学習塾の売却、譲渡を考えられている方は、学習塾専門の売却、譲渡サービスのセカチャレに、お気軽にお問い合わせください。
廃業や譲渡についての記事も投稿しております。
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廃業にはコストがかかる?小規模塾を廃業するなら譲渡を検討しよう!
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