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【事業譲渡ケースその21】さいたま市の小規模学習塾の譲渡

2022年9月29日
譲渡例(今までのケース)

こんにちは!「学習塾売却のセカチャレ」を運営する株式会社インフィニティライフの高木です。

・学習塾売却のセカチャレ https://smallm-a.com

・株式会社インフィニティライフ https://infinitylife.co.jp

セカチャレは、学習塾専門の株式、事業売却のサポートサービスとして、今まで100件以上の学習塾売却に携わってきました。

学習塾経営者様の方には「株式売却、事業売却は大規模な企業の話、自分には関係のないことだろう。」と考えている方も多くいらっしゃいます。

しかし、

・学習塾を閉校したいが、生徒や講師のことを考えるとやめられない

・体調面に不安があるが、引き継ぎ手がいない

・別の事業に集中したい

という方にとっても、株式売却・事業売却は1つの選択肢となります。売却をすることがどのようなことなのか、それにより得られるものは何なのか、当ブログでご紹介します。

今回は、実際に最近行われた学習塾の事業売却ケースをご紹介します。どのような学習塾が、どのようなフローで譲渡されていくのか。具体的なイメージをもっていただけるのではないでしょうか。

学習塾概要

場所   :埼玉県さいたま市
生徒数  :5〜10名
収支   :-100万~0
売却金額 :110,000

案件ページはこちら(【至急/塾始めたい方向け】埼玉県さいたま市の自立学習塾

事業売却を決めたきっかけ

今回の売主様は、このさいたま市の学習塾と、別の場所でもう1教室運営している方でした。

もともと、このさいたま市の教室では従業員を1名採用し、その方を教室長として運営を任せていましたが、なかなか力を発揮することができず、徐々に生徒数が減ってしまい、最終的には急遽お辞めになってしまうことになったそうです。

2教室を2名の教室長+売主様で管理するスタイルであったところから、この従業員の方が辞められたことにより教室長として売主様が入らざるえなくなり、毎日フルタイムで教室運営に入っていました。

生徒数や売上は少しずつ回復してきたものの、売主様の自宅とこの塾が距離的に離れていることもあり、物理的な拘束時間が増えたことで塾以外の別の事業に支障をきたすこととなってしまい、学習塾を専門として譲渡のお手伝いをしている弊社にお声がけをいただきました。

このような経緯から、譲渡金自体は塾の看板撤去費などが支払えるくらい、とにかく早くこの塾の譲渡を引き継いでくださる方でお願いしたいということでご依頼をいただき、譲渡を受けてくださる方へのアプローチをスタートさせました。

買い手様探し

この塾は埼玉県さいたま市の中でも、所得や教育熱の高い地域ということもあり、市場のポテンシャルは高いと言われている地域であったことから、その面での人気がとてもある案件でした。

一方で、小規模な学習塾でもあり、売主様が教室長として毎日関わってきたことで立て直しをした学習塾であったことから、売主様への依存度がそれなりに高く、譲渡時の離脱リスクなどが懸念となりました。

この学習塾は「学習塾を始めたい方向け」としてプロモーションを行いましたが、実際にお声がけいただいた方は、すでに1教室、学習塾を運営していて、2教室目として展開したいという方がとても多くおりました。

アクセスの良さと、市場に対しての魅力を感じてお声がけいただいたという声が多く、そうした立地面でも、候補者が多くなる要素を持っている学習塾で、そうした背景から、複数の候補者の方に、トップ面談の実施、現地内見の実施をしていただきました。

スピード重視の希望を皆様聞き入れてくださり、検討や実際の面談等交渉のペースもスピーディーに動いてくださいました。

交渉・基本合意・譲渡契約

複数の候補者の中で、実際に譲渡を受けてくださることになったのは、以前弊社で1件、学習塾の譲渡を受けてくださった方でした。現在、川口市で学習塾を運営しており、その教室が軌道にのってきたことから、2教室目の展開を検討していたときに、この案件に興味を持っていただきました。

1件目は、譲渡を受けた時はほぼ閉校状態で、生徒数もほとんど0の状態から、この1年くらいで生徒数を40名程度まで伸ばし、運営や集客の経験を積むことができたこと。先述した通り川口からのアクセスが良いこともあって、この案件のお話を進めてくださることになったということです。

2回ほど、現地にお越しいただいて、経営・運営母体の変更のためにどのように引き継ぐか、売主様に依存している状況をどのように脱却するかなど、こまめに打ち合わせを行ったのち、双方道筋が見えた上での譲渡契約の締結となりました。

途中、買い手様が体調を崩してしまった期間もあったのですが、売主様のことを考えてくださり、可能な限りスピーディーに話を進めていただき、先日無事にお話がまとまりました。

立地に関しては、今から変更など簡単にできない要素ではありますが、相場観に照らし合わせて妥当な譲渡金、もしくはそれよりも低い金額帯であれば、今回のように複数の方が手を挙げて、譲渡を受けてくださるケースが多いです。

学習塾のM&A業界では様々な価値算出の方法がありますが、「自分の塾がどれくらいの金額帯になるのか」ということももし気になるようであれば、ご相談ください。

今回の案件は、スピード重視といったこともあり、弊社でも受注してからすぐに候補者様への アプローチを開始しました。。弊社ではインターネット上での募集も行なっていますが、最新案件をいちはやく、自社のグループラインにてご紹介しています。

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本ケースのように運営に対してオーナー様の身やマンパワーが拘束されてしまい、学習塾を続けることがむしろデメリットになるといったケースも、今まで多くお問い合わせをいただきました。また、その理由だけに関わらず、学習塾を閉校しようと考えると、撤退費用や生徒・保護者・講師への説明など、経営者にかかる金銭的、精神的な負担はとても大きいものになります。

しかし、学習塾を売却、譲渡するという選択肢は、そのような悩みを払拭でき、撤退費用は抑えることができ、講師、生徒たちの居場所も残すことができます。

経営難や、EXITとして学習塾の売却、譲渡を考えられている方は、学習塾専門の売却、譲渡サービスのセカチャレに、お気軽にお問い合わせください。

廃業や譲渡についての記事も投稿しております。
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