事業譲渡例35|1教室の売却から2教室まとめての売却へ。愛知県の習い事教室+個別指導塾の譲渡

2023年6月6日
譲渡例(今までのケース)

こんにちは!「学習塾売却のセカチャレ」を運営する株式会社インフィニティライフの金子です。


セカチャレは、学習塾専門の株式、持分、事業売却のサポートサービスとして、今まで150件以上の学習塾売却に携わってきました。

学習塾経営者様の方には「株式売却、持分売却、事業売却は大規模な企業の話、自分には関係のないことだろう。」と考えている方も多くいらっしゃいます。


しかし、

・学習塾を閉校したいが、生徒や講師のことを考えるとやめられない

・体調面に不安があるが、引き継ぎ手がいない

・別の事業に集中したい

という方にとっても、株式売却・持分譲渡・事業売却は1つの選択肢となります。売却をすることがどのようなことなのか、それにより得られるものは何なのか、当ブログでご紹介します。


今回も先日まとまった案件のご紹介です。お話がまとまるまでのプロセスをご紹介します。

学習塾事業概要

●教室所在地
愛知県知立市

●指導形態
個別指導塾+習い事教室

●生徒数
20〜30名程度

●売上高
約350万円

●営業利益
100万円程度

●譲渡金額
0円

●案件ページ

【至急/幼児教育サービス】知立市の学習塾+習い事教室

事業譲渡を決めたきっかけ


この売り手様からご連絡をいただいたのは、2022年秋頃でした。大府市と知立市で合計2教室運営されている法人の代表者様でございました。

はじめに大府市の教室をオープンし、順調に生徒数を増やすことができたため、法人化の上、2教室目として知立市に教室をオープンしました。


どちらの教室も20名〜30名程度生徒を集めることができておりましたが、パートナーとしてご一緒に運営されていた社員の方が、ご家庭の事情により東京に転居することになったとのことです。

社員の方は知立の教室長を担っていましたが、物理的に運営に携わることができなくなったため、売り手様が2教室をお一人で運営することになっていました。


また、学習塾事業だけでなく、昼間の時間帯には別事業も運営しており、そちらの事業も忙しくなると売り手様の体力的に今の生活を継続することは難しいということで弊社にご相談をいただきました。


学習塾事業については縮小していきたいものの、生徒たちへの思いも拭えず、ひとまず生徒数の少ない知立市の教室のみ売却したいというお話でございました。


このように「複数教室運営しているうちの1教室を売却したいが可能か」というご相談も最近増えてきております。もちろん弊社ではご対応可能ですし、過去に実績も多数ございます。ぜひお気軽にご相談ください

募集〜基本合意

停滞期とその理由


早速、募集を開始したところ、「無償譲渡」「習い事教室も併設」という点から反響はとても大きく、複数の方とご面談を実施することができました。

しかし、賃料がそのエリアにしては高いこと習い事教室の単価が低いこと、この2つの理由によりお話がなかなか進まず、半年ほど経過しておりました。


具体的な候補者と方向転換


募集を開始してから半年ほど経過したタイミングで新たにお声かけいただいた方は、近隣の都市に拠点のある法人代表者様でした。

早速教室見学にご案内したところ、教室の広さや綺麗さに驚かれていたことが印象的でした。実際に教室を見ることで、運営しているイメージが沸いたとのことでございます。

この候補者の方は、スポーツ関連の事業を運営されており、子どもたちのスポーツ教室等を行う中で、教育事業に興味をもち、学習塾事業をはじめたいと検討されていたとのことでした。


非常に前向きにご検討してくださっている中で、他の候補者の方と同様、家賃と単価の壁にぶち当たりました。

何度かご面談を重ねる中で、候補者の方より、「法人譲渡もしくは2教室まとめての事業譲渡に変更していただけないか」とご相談いただきました。

法人譲渡は、法人まるごと譲渡することで、負債や資産に加え、別事業も譲渡することとなります。

別事業については今後も継続・拡大していくご予定のため、法人譲渡で進めることは難しく、2教室まとめての事業譲渡でご検討いただくことになりました。

売り手様としては、2教室手放すことで生徒や保護者に対して無責任な対応になってしまうのではないかと懸念されておりましたが、譲渡後から年度末頃まで、候補者の方から売り手様に対して業務を委託するかたちをとり、少なくとも受験生の受験が終わるまで面倒を見ることができる環境をつくることで合意いただきました。

DD〜事業譲渡契約

デューディリジェンス(DD)


今回のDDも、基本的には全てテキスト、およびオンラインで行われました。


今回の候補者の方は学習塾事業は初めてではあるものの、M&Aを複数経験されており、重要なポイントをきちんと理解しておられたため、大変スムーズに進めることができました。また基本合意までにある程度情報交換や条件のすり合わせを行うことで、DDを簡易化することができたように思います。

具体的には、基本合意から譲渡契約まで、約1週間程度でした。


また1教室の譲渡から2教室まとめての譲渡になり、生徒数も利益も増加するため、候補者の方からもご提案いただき、譲渡金を100万円に変更いたしました。


業務委託契約のすり合わせ


前述の通り、年度末までは売り手様も生徒指導に携われるよう、譲渡契約とあわせて業務委託契約も締結することになりました。

主に、「委託内容」「委託費用」「委託期間」を調整し、契約書を作っていきました。候補者の方も、学習塾事業は初めてなので、引き継ぎ期間が長ければ長いほどありがたいと仰っており、こちらもスムーズにお話をまとめることができました。

また候補者の方にて、この委託期間に採用活動も積極的に行うことで、委託期間がおわったあとも問題なく運営ができるよう準備していくとのことでした。


譲渡契約締結


2教室まとめての譲渡でも譲渡契約はまとめて一つの契約として契約書を作成いたしました。
先日、無事に譲渡契約の締結が完了し、現在は引き継ぎ期間に入っています。

2教室の事業譲渡になると、不動産契約の手続きや各種サービスの手続きについても2倍となり、少し手間はかかりますが、売り手様も協力的にサポートしてくださっております。また、年度末までは売り手様もいらっしゃるため、引き継ぎ期間を非常に長く設けることができたこともよかったのではないかと思います。

終わりに

本件のように、お話を進める中で譲渡形態や譲渡金額が変わることがございます。双方にとってよりよい方法や条件でお話が進められるよう柔軟に対応しております。

個人間ではトラブルになりかねない繊細な交渉になりますので、弊社のセカチャレサービスをご利用する大きなメリットではないかと思います。


セカチャレでは「学習塾やスクールの事業を買収したい」と考えている候補者の方とのネットワークがあります。


「うちの塾は売却ができるのかな?」

「興味を持ってくれる候補者はいるのかな?」

と少しでも気になっている学習塾の経営者様、是非ともお気軽にお声がけください。


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