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事業譲渡事例49|突然の環境変化 それでもと引継ぎ決意をした若者

2024年4月1日
譲渡例(今までのケース)

お世話になっております。「学習塾売却のセカチャレ」を運営する株式会社インフィニティライフの吉田です。


セカチャレは、学習塾専門の株式、持分、事業売却のサポートサービスとして、今まで300件以上の学習塾売却に携わってきました。

学習塾経営者様の方には「株式売却、持分売却、事業売却は大規模な企業の話、自分には関係のないことだろう。」と考えている方も多くいらっしゃいます。


しかし、

・学習塾を閉校したいが、生徒や講師のことを考えるとやめられない

・体調面に不安があるが、引き継ぎ手がいない

・別の事業に集中したい

という方にとっても、株式売却・持分譲渡・事業売却は1つの選択肢となります。売却をすることがどのようなことなのか、それにより得られるものは何なのか、当ブログでご紹介します。


今回の塾は、群馬県で約20年続く、集団授業を主軸に個別指導も展開する個人塾のお話です。地域密着で長らく続けてきているため地元でも周知されている学習塾のお話です。


売り手さまはなぜ、この学習塾を売却するに至ったのか。その経緯も含めて、紹介していきます。


学習塾事業概要


■教室所在地
群馬県南部

■指導形態
集団指導+個別指導

■生徒数
10名〜20名程度

■売上高
約800万円

■営業利益
300万円程度
※売り手様人件費を除く

■譲渡金額
税込0万円

■案件ページ

【至急/生徒数20名以上】開校20年程の群馬県前橋市の少人数指導塾

事業譲渡を決めたきっかけ


個人塾の経営者からグループ塾の教室長へ


今回の売り手様が譲渡を検討したきっかけは、ご自身の古巣にあたる塾会社よりスカウトご連絡が来たことでした。正確にはこの時点では譲渡ではなく、閉校ないしは現在雇っているアルバイト講師へ引継ぐことでした。
しかし、アルバイト講師は60代とご高齢でどちらにせよ後継者は必要になると悩まれている時に、弊社のお知らせで譲渡という選択肢があることを知り、弊社でお手伝いをさせていただくこととなりました。


いますぐに譲渡をしなければならない状況ではありませんでしたが、アルバイト講師に引継いだ後も、いい後継者が見つかるようにと、もし早々に見つかれば譲渡を進めようと善後策として募集を開始いたしました。

このように早くから譲渡先を探し始めるパターンは非常に効果的です。募集期間が長い程、希望譲渡額で募集した際の反応を見ることが出来ますし、交渉時にもまだ期限はあるからと余裕をもって臨むことが出来ます。買い手様にとっても譲渡契約後の引継ぎ期間、準備期間が長く取れるため好まれる傾向にあります。


募集開始〜基本合意


買い手様の募集~状況の急変~初めてのトップ面談


弊社では、お手伝いをする際に、案件毎に「事業概要書」を作成します。この事業概要書は学習塾の制説明書となりますので、売り手様から様々な資料を頂戴し作成をします。
今回の売り手様は収支管理を丁寧に行なっており、資料をすぐに出していただくことができたため、スピーディーに資料作成をすることができました。


概要書が完成後、弊社では即募集を開始するのでこの案件はご利用いただくことが決まってから募集まで、とてもスムーズに進みました。募集を開始してからの反応は緩やかで、希望提示額が高めだったこともあり、概要書の提示後、面談まで買い手様とチャットでの情報交換を丁寧に行うこととなりました。

その中で、是非とも引き継ぎたい、教室見学をしたいと希望された買い手様がいらっしゃり、ご面談の場を教室にて設けることとなりました。

通常、まずはオンラインでのご面談から始まることが多いのですが、塾経験のある買い手様ですと、実際に現場を見て、教材を見て検討したいと教室でのご面談を早くから希望される方が多いです。こういった方の場合、教室面談からその後の展開が早く進み、高い熱量を持っていただけている方が多いです。

しかし、実際のご面談日を迎える数日前に、売り手様よりご連絡を頂戴いたしました。内容は引継ぐ予定でしたアルバイト講師がやはり一時的にでも経営者になる自信がないと辞退を申し出たとのことでした。

既に3月を迎えておりましたので、そうなると来期の経営者がおらず必然的に閉校を余儀なくされる状況となってしまいました。

事前に買い手様に申し訳なさを感じながらも状況が変化したことをお伝えいたしました。買い手様としても、元々は夏頃までに譲渡を受けるお気持ちだったことから、現時点では回答できない。猶更実際に教室を見学し、譲渡後のイメージを固めたい。とトップ面談の機会を頂戴することが出来ました。

そして迎えたトップ面談当日、教室内の見学を行っていただき、使用していた指導システムの説明、実際の運営フローの説明と、実際に塾を運営した際のイメージを膨らましていただきました。

それでも面談終了までに、明確に譲渡を受けるとのご回答を頂戴することは出来ませんでした。


面談後~基本合意~譲渡契約

面談後のご検討

トップ面談終了後、売り手様とどうすれば買い手様にご決断頂けるか相談し、何よりも初期費用をより正確にすべきと判断いたしました。譲渡額、弊社手数料はもちろんのこと、本来譲渡契約後に確定する物件取得費も不動産会社へ確認する運びとなりました。(大前提として概算で確定額ではございませんでした)

トップ面談の翌日、それらを携え、まだご決断されていないことはわかりながらも、買い手様と私でお話する機会を頂戴いたしました。買い手様から不安点や不明点を確認すると、やはり譲渡時期が想定より早い分、初期費用のご用意が一番とネックとなっておりました。ここを明確にすることで譲渡へお気持ちを固めていただくことになり、基本合意へ進むことが出来ました。


譲渡契約の締結へ


学習塾の事業譲渡の場合、ある程度の情報は先に出してしまっているので、DDでより細かく調べる必要がある内容は、そこまで多くありません。


今回も同様に、基本合意締結のタイミングでおおよその資料を提出していたうえでの締結だったので、あまりこの期間で追加の資料等を出すことは多くありませんでした。


打合せでは、どのように生徒や講師にアナウンスをするのか、タイミングはいつにするか、ということや、特にすぐに始まる春期講習の取り扱いについて重点的に話し合いました。

上記打合せを経て契約書を作成し、無事譲渡契約を締結することが出来ました。

譲渡契約締結後


譲渡契約の締結が完了し、現在は引き継ぎ期間に入っています。


売り手様が完全に塾から離れてしまうため、その学習塾に通う生徒、保護者、講師は不安を抱えます。特にこの時期は、年度替わりで新しい塾への転塾を考えるタイミングにもなりかねません。
そのため、譲渡を行うことで一新されるのではなく、あくまで後任への引き継ぎであること、売り手様の後継者が見つかったんだという案内にし、教室がよりフレッシュに、活気づいていくというアナウンスにすることになりました。


各種契約関係のやりとりも滞りなく進んでおり、年度替わりのタイミングでスムーズに移行ができる状況が整いつつあります。


終わりに

今回は塾の運営予定が急転直下の展開となり、バタバタとした中での交渉、契約となりました。

その中でも、塾運営引継ぎの重要事項、その優先順位、買い手様が即決するための要素をしっかり理解した弊社であれば対応が可能でした。

特にこの時期の譲渡の場合、家賃等の経費移行がスムーズなため譲渡日は月始めにすることが多いのですが、季節講習中ですと経営者をまたがって講習を行うケースがございます。

こういった場合、講習開始か講習終了に併せて譲渡日を設定し、経費を日割で清算するか、譲渡日は変えずに売り手様を譲渡日以後に業務委託契約で雇うことで一時的な重なりを解決する場合がございます。

こういった季節講習絡みの交渉はトラブルに発展しやすく、セカチャレはその「トラブルが起きないようにするためには何が重要なのか」を理解しています。逆に言えば、「どのようなトラブルが起きやすいのか」を熟知しています。

これは塾にとって季節講習が非常に重要な営業ポイントになることを理解している弊社独自のノウハウであると自負しております。ただ契約や金額の折衝を行うのであればより優秀な会社、アドバイザーもいらっしゃるとは存じておりますが、全担当塾経験があるが故に、季節講習がどういった位置付けなのかを会社全体で理解しているのはそう存在しないと考えております。


その点で、「個人間で譲渡を検討しているけれども、トラブルが起きてしまわないか不安…」と思っている学習塾経営者の方のお手伝いは十分にできると自負しています。

利用は無料なので、コストもなく利用できるので、少しでも検討されている方はお気軽にご相談ください。


また、セカチャレには「学習塾やスクールの事業を買収したい」と考えている候補者の方とのネットワークがあります。

「うちの塾は売却ができるのかな?」

「興味を持ってくれる候補者はいるのかな?」

と少しでも気になっている学習塾の経営者様、是非ともお気軽にお声がけください。


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