お問い合わせ【譲渡ケースその６】タイムリミットは1ヶ月！小規模学習塾の事業譲渡
こんにちは！「学習塾売却のセカチャレ」を運営する株式会社インフィニティライフの高木です。
・学習塾売却のセカチャレ https://smallm-a.com/
・株式会社インフィニティライフ https://infinitylife.co.jp/
セカチャレは、学習塾専門のM&Aサポートサービスとして、今まで100件以上の学習塾売却のサポートに携わってきました。
とはいえ、まだまだ「M&Aは大規模な企業の話、自分には関係のないことだろう。」と考えられている学習塾の経営者様は多くいらっしゃいます。
そこで、今回は実際に最近譲渡が行われたケースをご紹介します。どのような学習塾が、どのようなフローで譲渡されていくのか。具体的なイメージをもっていただけるのではないでしょうか。
教室概要
場所：東京23区
生徒数：10名程度
収支：-300万～-100万（オーナー人件費除く）
売却金額：0円
譲渡を決めたきっかけ
今年の11月中旬、WEB経由でオーナー様よりお問い合わせをいただきました。すでに物件の解約手続きを済ませており、2022年の1月頭には退去しなくてはならない、という状態でのお問い合わせでした。
20年近くの歴史ある教室で、以前は大変賑わっていた教室とのことでしたが、ここ何年かは集客がうまくいかずに経営が苦しくなり、撤退・譲渡を決心したとのことです。
しかし、撤退しようにも教室の広さがそこそこあり、什器備品も多くあったため、撤去するのに相当の費用がかかり、その費用を捻出することも難しく、どうにかそのまま教室を譲渡できないか、とのことで調べていたところ、セカチャレを見つけてくださったそうです。
この学習塾は、引き継ぎ時はオーナー様がお一人で指導をしており、オーナー様のお人柄や教室の合格実績を魅力と感じられている方が多い「オーナー様の色が出ている学習塾」です。前年も、1年間の受験勉強で都立難関中高一貫校に合格させるなど、確かな指導力と実績もあり、そこがこの学習塾の強みと言えます。
一方で、従業員が一人もおらず、先述のようにオーナー様の色がとにかく強く出ている学習塾であることから、オーナー様が離脱された場合は、0からのスタートとなる可能性ももちろんあり、ただの「居抜き」同然となってしまう可能性があります。
また、すでに物件の解約申し出を行っているので、スケジュール的にも大変厳しく、譲渡金をつけるのは難しいということで、0円で譲渡先を探すことにしました。
買い手様探し
今回はスケジュールが何よりの懸念事項であったので、ピンポイントに興味のありそうな方にお声がけをして、その方々にご検討をいただくことにしました。
弊社が今までご縁をいただいた2,3名の方にお声がけをして、その中でお一人、大変興味を持ってくださった方がおり、すぐに内見、オーナー様とのトップ面談を手配しました。
お問い合わせ、弊社と売り手様とのご契約から10日後にはトップ面談までを済ませ、候補者の方に内容踏まえてご検討をいただくようなスケジュールで進みました。
交渉・譲渡契約
ご検討いただいた結果、譲渡に向けてお話を進めていただけることとなりました。また、その際はオーナー様にも引き続き関わっていただく形で、今通われている生徒様、保護者様にとってはあまり変化がないように配慮をし、さらにプラスでマンパワーを投入することで、サービスや広告を充実させ、今後伸ばして行こうというお話になりました。
11月末に譲渡契約を締結し、お問い合わせから譲渡まで2週間程度のスピード譲渡を実現することができました。
以前も2週間程度でのスピード譲渡を実現した案件をご紹介しましたが、今回もその件同様に、すでに物件の解約申し出を行ってしまっていましたが、それでも譲渡を実現することができました。
「今からだと流石に遅いだろう…。」と思われている方でも、もしかしたら譲渡を受けてくださる人が見つかるかもしれません。
今回のオーナー様の動機となったように、学習塾を閉校しようとすれば、撤去費用など様々な費用が発生する他に、利用していただいている方が途方にくれてしまうことになってしまいます。「残した生徒や、保護者の反応が心配だ…。」と考え、学習塾の閉校に一歩踏み出すことができずに疲弊してしまっている学習塾の経営者様は多いのではないでしょうか。しかし、事業譲渡であれば売却金を得ることもでき、利用者も引き続きサービスを利用できる、とても良い選択肢だと考えています。
また、一般的なM&A仲介業者では、何百万という費用が必要ですが、インフィニティライフでは、売り手様完全無料でサポートを行なっております。少しでもご興味ある方は、お気軽にご相談ください。
廃業や譲渡についての記事も投稿しております。
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