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【塾の買収】学習塾の新規開校は買収で。生徒がいる状態からのスタート!

2022年5月12日
学習塾買収

こんにちは!「学習塾売却のセカチャレ」を運営する株式会社インフィニティライフの高木です。

・学習塾売却のセカチャレ   

https://smallm-a.com/

・株式会社インフィニティライフ

https://infinitylife.co.jp/

セカチャレは、学習塾専門のM&Aサポートサービスとして、今まで100件以上の学習塾売却のサポートに携わってきました。

学習塾経営者様の方にはM&Aは大規模な企業の話、自分には関係のないことだろう。」と考えられている方も多くいらっしゃいます。

しかし、

・後継者がいない

・経営が思うようになっていない

・事業を売却して新規事業を立ち上げたい

という方にとっても、M&A1つの選択肢となります。M&Aをすることがどのようなことなのか、それにより得られるものは何なのか、当ブログでご紹介します。

さて、当ブログは今まで学習塾を「売却」する立場の学習塾経営者様にフォーカスした記事がほとんどですが、もちろんセカチャレには「買収」する立場の方からもお問い合わせをたくさんいただきます。

譲渡例記事では、それぞれの案件をどのような方が買収されたのかを紹介していますが、その属性は様々です。今回は、「買収」する立場の方にフォーカスした記事になります。

なぜ、塾を始めるのか?

まず、どのような方(法人)が塾を買収するのかを考えたときに、至極当たり前のことですが

・塾をすでに運営されている方

・塾を運営したことのない方

に分類できます。前者は、教室拡大のための買収であることがほとんどのため、すぐにイメージできるのではないでしょうか。

一方で、塾を運営されていない方は、なぜ学習塾を買収して運営し始めるのか。これはすでに塾を運営されている売り手の方と共通する部分も大いにあると思います。

①社会貢献度が高い

塾のような教育事業は、社会貢献といった側面が少なからずあります。子どもの成長に寄与し、ビジネス面だけではなくやりがいを求めて働いている学習塾関係者は多いのではないでしょうか。

すでに他のビジネスで成功していたり、将来的に社会貢献の一環として学習塾をやりたかった、と仰る買い手の方もたくさんいます。そうした収支にとらわれない事業としての魅力があるのだと考えられます。

②資格(免許)がいらない

医者になるためには医師免許が必要、不動産事業を運営するためには宅建士の資格を持った専任の宅建士が必要など、いくつかのビジネスでは、免許や資格が必要なことがあります。

しかし、塾の場合はそうしたものが一切ありません。中には、「教員免許を持っている先生の方が安心」と仰る保護者の方もいますが、教員免許は大学等で必要な単位を取得すれば誰でも手に入る(実際、私高木も小中高と教員免許を取得しています)ものであり、塾の運営に必ずしも必要なものではありません。

そうした資格面のハードルがほぼない学習塾は、買収が非常にしやすく、副業が広まってきている現代においてとても始めやすいビジネスであるのです。

③在庫がない、キャッシュフローが良化しやすい

例えば物販ビジネスの場合、必ず「在庫」という存在があります。また、在庫を保管しておくスペースが必要となることや、その在庫を仕入れる際に必ず支払いが先立って発生します。もちろん、仕入先との関係性によっては支払いが遅くなる可能性もあるかもしれませんが、ビジネスを始めて間もない頃は、支払いが先に来ることがほとんどではないでしょうか。

それに対して学習塾は、在庫がほとんど存在しません。一部、教材などを在庫として抱えることはありますが、その費用はそこまで大きくありません。また、一般的に月謝が前払いであることが多く、授業料が先に入って来ることで、キャッシュフローの心配が他のビジネスと比べて大きくありません。もちろん、家賃を先に支払う必要がありますが、その際に月謝収入があることで、キャッシュフロー的なリスクはそこまで大きくないと考えられます。

上記理由から、学習塾というビジネスは非常にはじめやすく、買収する魅力のある事業であると考えられます。

新規開校ではなく「事業買収」することのメリットとは?

では、買収側にとって、新規で開校するのではなく事業買収するメリットはどのようなところにあるのか。

普通の生活を手に入れる『学習塾経営』 by Mr.Mさんの記事

以前、Mr.Mさんに書いていただいたこの記事でもご紹介をいただいていますが、買収をする大きなメリットは

・コストパフォーマンスが良い

・生徒がいる状態でスタートできる

という点です。

例えば、FCに加盟して塾を始める場合、初期費用で700万円前後かかることも多いです。場合によっては1,000万円を超えることもあり、決して安い金額とは言えません。

一方で、700万円あればどのような学習塾が買えるかを考えると、手数料や物件の契約料を考えても生徒数2030名いて、すでに月商で4,50万円以上確保できている学習塾も候補に入ります。もちろん、FCに加盟するメリットもあるので一概に買収した方が良い!というわけではないですが、個人塾という選択肢がある場合、買収はとても良い選択肢の1つになるのでは、と考えます。

実際、塾を運営する方々に聞いてみても「最初の集客」は皆さん非常に苦労されたと話されます。その部分をショートカットできるということが、とても大きいポジティブな要素なのではないでしょうか。

買収した後、学習塾はどのように成長していくのか

売却する側としては「引き継いだあと、うまくやってくれるだろうか。」と不安に思うかもしれませんが、実際は買収する側の方が何倍もナイーブであることがほとんどです。それまで運営されて来た教室長やオーナーに対するロイヤリティを、継続してより良いものにしていけるかどうか。その色をより良くしていくにはどうすれば良いか、多分に悩みながら、真剣に引き継いでくださる方がほとんどです。

もともと学習塾を展開し、ノウハウを持つ売却先であればさらにシナジーを生み、発展していき、学習塾を運営したことのない方も、新鮮な視点を持ち込むことで、新しい風をその教室にもたらしてくれるはずです。

今、塾を運営している方にとって、塾を閉校しようとした場合、撤去費用など様々な費用が発生する他に、利用していただいている方が途方にくれてしまうことになってしまいます。「残した生徒や、保護者の反応が心配だ。」と考え、学習塾の閉校に一歩踏み出すことができずに疲弊してしまっている学習塾の経営者様は多いのではないでしょうか。しかし、事業譲渡であれば売却金を得ることもでき、利用者も引き続きサービスを利用できる、とても良い選択肢だと考えています。

また、一般的なM&A仲介業者では、何百万という費用が必要ですが、インフィニティライフでは、売り手様完全無料でサポートを行なっております。少しでもご興味ある方は、お気軽にご相談ください。

shake hands

学習塾経営や開業・廃業についての記事も投稿しております。
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【学習塾の事業譲渡】良い塾ってどんな塾?M&Aの視点から解説!

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