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【学習塾の経営者様必見vol.5】サービスインから5年程度の集団塾の売却

2021年11月3日
学習塾売却

初めまして、「学習塾売却のセカチャレ」を運営する株式会社インフィニティライフの高木です。

 

・学習塾売却のセカチャレ    https://smallm-a.com/

・株式会社インフィニティライフ https://infinitylife.co.jp/

 

セカチャレは、学習塾専門のM&Aサポートサービスとして、今まで100件以上の学習塾売却のサポートに携わってきました。

とはいえ、まだまだ「M&Aは大規模な企業の話、自分には関係のないことだろう。」と考えられている学習塾の経営者様は多くいらっしゃいます。

そこで、今まで私たちがサポートしてきた学習塾を分類し、どのような規模の、どのような学習塾が、どのようにして売却されたのかをご紹介致します。ご自身の学習塾と照らし合わせていただき、ご参考になれば幸いです。

 

今回は、弊社にご依頼いただく学習塾の中で、最近とても増えてきたパターンの1つをご紹介します。

 

イメージする学習塾

(生徒人数)3050

(売上)約年10001500万円

(歴史)サービスインから35年程度

(指導形式)オンライン指導

(人員構成)オーナー様+アルバイトスタッフ数名

 

ひと昔前までは、「塾」といえば「集団塾」を言いました。今でも大手学習塾を筆頭に、集団塾は地域に根ざし、根強い地位を確立しています。では、なぜこのタイミングで集団塾を売却するオーナー様が増えてきているのか。今回は、そのような学習塾を具体的に考えてみます。

 

■なぜ集団指導型の学習塾を売却するのか?

 

先述の通り、集団塾は一昔前からある、歴史の長い教室が多いです。それらの塾で経験を経て、独立し、自身の学習塾を始められたオーナー様も多くいらっしゃいます。比較的生徒も集まっており、地域に根ざしているにもかかわらず、なぜ売却をされるのか。実際に売却された経営者の方々のお声も踏まえながら、どのような経緯で売却を決断されたのか、ご紹介します。

 

①コロナ禍で運営することに対するストレス

202111月現在も、去年から大流行した新型コロナウイルスへの対応が求められています。全員がマスクを着用、手指の消毒、換気、生徒と講師の距離感への配慮

集団塾では、教室内もそれなりに密な状態で今までサービス提供が行われてきています。それに対して、生徒・保護者・講師の不安を少しでも解消し、自分の学習塾でクラスターを発生させるわけにはいかないというプレッシャーや不安などと日々戦わなくてはなりません。

 

更には、3,4月は学習塾でいえば年度の生徒数の基盤を作る新入生募集の最大のタイミングですが、2020年はコロナウイルスの影響で客足が大変鈍くなったと言います。

実際、大手でもその影響でいくつかの教室を閉校しています。ただでさえ集客は難しい部分でありながら、外部環境も悪化し、それに対して疲弊してしまい、売却する決断をされたという経営者様もいました。

 

 

②個別指導塾の突き上げ

ここ数年、個別指導塾が台頭してきています。現在、少子化が進んでいますが、学習塾市場は近年ほぼ横ばいです。それは、個別指導塾の台頭が大きな要因となっております。

 

個別指導塾は、生徒一人一人に合わせて指導が行え、それぞれのレベルにあったサービスを受けることができます。集団塾では、学力レベルによってクラスが別れているところもあるとはいえ、学校の授業と同じような進め方になるので、授業内容が物足りない層、ついていけない層が一定数出てくる可能性が高いです。そういった理由から、最近は個別指導塾を選ぶ保護者が増えています。

 

大手の集団塾も、個別指導ブランドを展開し始めました。日能研が「日能研ユリウス」臨海セミナーが「臨海セレクト」など、ニーズに合わせて指導形態を広く展開しています。

 

 

③教育業界の大きな変化に対応できない

こちらも新型コロナウイルスと同じタイムリーな内容ですが、現在教育界は大きく変化している、また、変化しようとしています。大学入試改革や、プログラミングの必修化、英語の早期学習カリキュラムなど、従来の学校教育が変わることは周知の事項です。

 

これに対して、大手をはじめとする学習塾も様々な取り組みを始めるなど、合わせて変化をしています。しかし、それには大きなエネルギーが必要です。今まで10年弱、大きなプレッシャーの中、身を粉にして働かれてきた経営者様ですので、この大きな波を乗り切るモチベーションがない、という理由で売却を決断された方もいらっしゃいます。

 

 

おおよその売却金額は?

 

集団塾の場合、オーナー様がどれだけ指導に関わっているかにもよります。依存度が低ければ低いほど、譲渡価格は高くなる傾向にあります。生徒単価や場所にもよりますが、220万~550万程度(税込)」が相場価格になります。あくまで目安ではありますので、気になる方はお問い合わせください。

 

 

売却の時に気をつけるべきポイントは?

 

今、指導されている方が変わる場合、引き継ぎによって生徒離脱のリスクが発生します。集団塾は地域に根ざしているところが多く、教室長や講師の指導が売りです。引き続き授業提供の方法が変わらないように引き継ぎを行う必要があります。もし、大きく関与されていた方が退かれる場合は、タイミングや家庭への説明など、慎重に行う方が良いでしょう。

 

 

売却後、オーナー様はどうしてる?

 

オーナー様が直接運営に関与されない場合は、基本的にその後の関わりが強く残ることはありません。別の事業を始められたり、第二の人生を歩まれたりと、様々なオーナー様がいらっしゃいます。

 

 

このジャンルのサポート実績

 

①高校受験特化型集団塾

(指導形態)集団塾

(生徒人数)40

(継続年数)4年程度

(人員構成)オーナー様+アルバイト約5

(年間売上/売却金額)1,600/550

(売却理由)別事業にマンパワーを咲くため

 

②地域に根ざした埼玉県の学習塾

(指導形態)集団塾

(生徒人数)30

(継続年数)約4

(人員構成)オーナー様+アルバイト約6

(年間売上/売却金額)1,200/300

(売却理由)別事業に力を入れたいため

 

③福島県の集団塾

(指導形態)集団塾

(生徒人数)30

(継続年数)約4

(人員構成)教室長+アルバイト約5

(年間売上/売却金額)800/200

(売却理由)事業撤退のため

 

 

個人で譲渡することは難しい?

shake hands

個人でも、買い手を探すことはもちろん可能です。しかし、買い手探しは想像以上に時間や手間がかかります。

 

10名を超える候補者の方々とのテキストや対面でのやりとり

・譲渡価格が相場と大きくずれてしまい、買い手がつかない、もしくは買い叩かれてしまう

・契約関係がわからず、不利な契約を結ぶことになってしまう

・譲渡後に買い手からクレームを受けたり、揉めたりする

 

といったトラブルがあったというお声も少なくありません。

手間を省き、相場に合った価格で、売却するために、是非ともセカチャレにお任せください。売り手様は交通費以外無料でご利用いただけます。契約後に、オプションなどで費用がかかる、といったことも一切ありません。安心して、おまかせください。

 

☟事業譲渡例はこちら☟

【事業譲渡ケースその1】開校間もない赤字学習塾の譲渡。赤字でも、生徒がいなくても売却できる!

 

【事業譲渡ケースその2】責任者がいなくなっても引き継ぎできる、教室長交代パターンの学習塾譲渡